博士の研究史

博士の研究史

松茸の人工栽培  〜2〜

寺下隆夫先生による「松茸の人工栽培研究の現状」セミナー を受講直後に名刺交換をしながら研究室に伺う事の許しを得た。 近畿大学の寺下研究室、正確には食品微生物学研究室を 訪ねたのはセミナー受講から1週間経った時だった。 松茸をはじ...
博士の研究史

松茸の人工栽培  〜1〜

かれこれ35年ほど前のこと・・・。 紀文(現 紀文食品)のバイオ研究の責任者として メンバーと共に様々な研究テーマに取り組んでいた。 それらは機会をみて備忘録として書いていくつもりだが、 研究に取り組みながら、更なる新テーマを模索し...
博士の研究史

研究者としての歩み

成分Xの正体を突き止めて、更にそれが新規物質 ということが分かった。 ここまで来れば、これらの結果を論文にまとめよう、、、 そのためには時間が必要・・・ということで 会社から留学期間の延長の許可をもらった。 延長の期間は2ヶ月...
博士の研究史

2年に及ぶ国内留学の成果

バイオのバの字も知らない状態で国内最高峰といわれる 研究機関に派遣された2年目・・・、 保存植え継ぎ中にコンタミをさせてしまう失敗から 始まった研究。 Conidiobolus菌を溶かす成分Xを生産する菌の分離、 成分Xの精製&構...
博士の研究史

成分Xの正体

Bacillus cereus SW菌の大量培養→ 培養液に存在している成分Xの単離→ 成分Xの精製。 この作業をそれこそ不眠不休で行った結果、 構造を決定するに十分な量のほぼ純粋な成分Xが得られた。 ここからの成分Xの構造決定は...
博士の研究史

充実した日々

Bacillus cereus SW菌が生産する成分Xは Conidiobolus菌を溶かす。 この成分Xはペプチドであろうという結論を得て このペプチドの構造決定=アミノ酸配列を目指す事 が明確に目標設定された。 僕に残された国...
博士の研究史

成分Xの背中が見えた!

東大応用微生物研究所第4研に現在の紀文食品に とっての国内留学生制度の初の留学生として 派遣されたのが1982年の4月。 最初の一年間はひたすら先生や研究員の補佐・・・。 研究補佐中の失敗が基となって研究テーマを持つことが出来た。 ...
博士の研究史

現象の解明が続く・・(1983年11月頃)

Conidiobolus菌を溶かしてしまう成分Xを 生産するSW菌を見出したのが僕のバイオ研究の出発点となった。 成分Xは一体何者か? SW菌は一体何者か? 成分X、SW菌、Conidiobolus菌を溶かす事などに 新規性は...
博士の研究史

現象の発見が研究の第一歩(1983年4月頃〜)

I 博士の研究補佐をした1ヶ月の間で、 研究テーマを持つことになった。 バイオのバの字も知らなかった僕が 日本のバイオ研究の最高峰の一つである 東大応用微生物研究所に派遣されてから 1年で研究テーマを持って研究を開始出来るなんて ...
博士の研究史

現象を見逃さない(1983年3月頃)・・・博士の研究史ブログ

机の引き出しに入れておいたシャーレを 翌朝直ぐに取り出して様子をチェック。 シャーレを取り出すと同時に、 コンタミ菌の周りのConidiobolus属菌、 その円形の丸はげ状態は昨日より確実に広がっているのが確認出来た。 Coni...