2021-09

博士の研究史

研究者としての歩み

成分Xの正体を突き止めて、更にそれが新規物質 ということが分かった。 ここまで来れば、これらの結果を論文にまとめよう、、、 そのためには時間が必要・・・ということで 会社から留学期間の延長の許可をもらった。 延長の期間は2ヶ月...
「食」のよもやま話

オクラの煮物

カウンター越しの厨房に見慣れないイケメンの若い男性がいた・・・。 若い男性といっても僕から見れば誰でも若いのだが・・。 聞けば年齢は30歳、普段は劇団に所属していて俳優を目指している、 とても現状では生活出来ないので普段はアルバイ...
博士の研究史

2年に及ぶ国内留学の成果

バイオのバの字も知らない状態で国内最高峰といわれる 研究機関に派遣された2年目・・・、 保存植え継ぎ中にコンタミをさせてしまう失敗から 始まった研究。 Conidiobolus菌を溶かす成分Xを生産する菌の分離、 成分Xの精製&構...
「食」のよもやま話

野菜炒め

冷蔵庫を開けて余り物の野菜を炒める。 今日は、ブロッコリー、人参、ピーマン、タマネギそしてソーセージ。 ピーマンは種も食べられる・・・という事が どこかの料理本に書いてあったのを思い出して種ごと小分けに切る。 ブロッコリ−は房を半分...
博士の研究史

成分Xの正体

Bacillus cereus SW菌の大量培養→ 培養液に存在している成分Xの単離→ 成分Xの精製。 この作業をそれこそ不眠不休で行った結果、 構造を決定するに十分な量のほぼ純粋な成分Xが得られた。 ここからの成分Xの構造決定は...
「食」のよもやま話

長万部の黒ホッキ貝

8月が終わろうとしている月末の某日、 カウンター越しに大将が涼しげな器を目の前に置いてくれた。 その器の主がホッキ貝の酢味噌和えであることは直ぐに分かった。 ホッキ貝とワカメを一寸贅沢にいただける・・・。 期待とともに箸を伸ばし...
博士の研究史

充実した日々

Bacillus cereus SW菌が生産する成分Xは Conidiobolus菌を溶かす。 この成分Xはペプチドであろうという結論を得て このペプチドの構造決定=アミノ酸配列を目指す事 が明確に目標設定された。 僕に残された国...
「食」のよもやま話

ホットドッグ

アメリカのロサンゼルス・・・ 取引先の本社がロサンゼルスなので、 毎年3-4回は出張で行っていた。 ロサンゼルスのダウンタウンを歩いていると 小さな手押しワゴンとかキッチンカーから 美味しそうな香りが漂う。 香りの元はホットドッ...
博士の研究史

成分Xの背中が見えた!

東大応用微生物研究所第4研に現在の紀文食品に とっての国内留学生制度の初の留学生として 派遣されたのが1982年の4月。 最初の一年間はひたすら先生や研究員の補佐・・・。 研究補佐中の失敗が基となって研究テーマを持つことが出来た。 ...
「食」のよもやま話

キンキの塩焼き

「お待たせしました。」 馴染みの割烹の大将が素敵なお皿を差し出した。 「ワーッ!僕、金目鯛、大好きなんだ。」 僕が言うとその瞬間に微笑んでいた大将の顔が曇る。 「これ・・・、金目鯛じゃ無いんです。」 「えっ!」 「良く似ているん...