贈り物でサクランボを頂いた。
旬は6月から7月上旬だから、旬を美味しく頂ける。
頂いたサクランボは佐藤錦。
サクランボの王様だ。
箱を開ければ、赤身がかかったオレンジ色。
何色かと問われればどんな表現が相応しいのだろうか。
早速、口に含んで噛んだ瞬間に、甘みが口一杯に膨らみ
その後から一寸した酸味が追いかけてくる。
この適度な酸味が日本のサクランボの特徴だと思う。
口に広がる甘みと酸味は一瞬で喉の奥へと
進んでいき口の中にはその名残として小さな種。
種の周りに少し残る果肉を、これでもか!と削ぎ取っていく。
こんな繰り返しの甘酸っぱさを楽しむ時間は
あっという間に過ぎ去っていく。