サンドイッチ盛り合わせ

食・彩・記

ここ最近、コロナ禍の影響で複数人での会食は

ほとんどしていないが、コロナ禍以前は度々会食の機会があった。

会食を終えたら誰とも無しに「もう一軒・・・?」となることが多い。

いわゆる2次会だ。

ほとんどの場合、1次会でたっぷり食事をしているので満腹状態なのだが、

ついつい2次会でも食べてしまう。

 

2年以上も前のこの日も5人での2次会に突入。

2次会で選んだそのお店には食事のメニューは無いのだが、そんな時に嬉しいのが出前の食事だ。

この日に頼んだサンドイッチ盛り合わせ。

真ん中の卵サンドは出前をしてくれるお店の名物。

このお店からの出前にサンドを注文しないのはお店に対して失礼だ・・・と思うのは僕の勝手。

 

楽しく会話が弾んで出前を頼んだことも忘れてしまった頃、

テーブルにサンドイッチが盛り付けられたお皿が置かれる。

すると、お皿が出された瞬間から四方八方から手が伸びてきて

卵サンドがあっという間に無くなっていく。

次に無くなるのがカツサンド。

最後まで残る傾向にあるのはフィッシュフライサンド。

いずれも柔らかな食パンが口の中で溶けるように具材と混じり合っていき喉元を通り過ぎていく。

何時もの僕は、好きなモノは最後に食べるのだが競争率が高いこのような時には、

迷わず卵サンドから食らいつく。