トウモロコシを皮のまま焼くと、中身は程良く蒸された状態になる。
熱々の状態で皮を剥くと綺麗に並んで湯気が立ち上るコーンの実。
半分に切って調味し易いように、そして食べ易いように、芯に竹串を刺す。
このまま塩を振りかけて食べるだけでもかなり旨いのだが、
今日の狙いはメキシカン。
竹串を刺した熱々のトウモロコシ・・・、先ずはバターを万遍なく塗りたくる。
バターの次はマヨネーズ、マヨネーズは出来れば酸味控えめのタイプが良い。
そして量はお好みだがチリフレイクを振りかける。
最後はパルメザンチーズを振りかけて出来上がり。
使う調味料が嫌いで無い限り、これでマズい・・・というヒトはいないだろう。
竹串を持って端から囓りつく。
口の周りの汚れなんかは気にしない。
バターの風味にマヨネーズの酸味を
まず感じて、その後からチーズのコクが追いかけてくる。
噛みしめればコーンの実の存在を感じその実から
微かな甘味、そして最後にチリのピリッとした辛みが締めくってくれる。
本場メキシコの地で食したらどんな感じなんだろう・・
なんて思いながら日本の空の下でコーンを囓り続ける。