ワカサギの天ぷら

食・彩・記

ワカサギの天ぷらを頂いた。

目の前に出されたワカサギはやや小ぶりだったが、

ふっくらとして、今が旬である事を気付かせてくれる。

出された瞬間に、半分はで、残りの半分は醤油で食べようと決める。

天ぷら屋さんで醤油というのは珍しいのだが、僕が天ぷらを醤油で食べるのが大好きなので

馴染みのお店では醤油を置いてもらっている。

食べたい味付けで食べたいように食べる事が一番だ。

そうする事で、変なストレスから解放されて免疫力は確実に上がっていく・・・と僕は信じている。

 

頭の先端から半分まで塩をパラパラと振りかけて口にする。

フワーッとした淡白な風味が口に広がっていき、

塩気が上品な旨味を加えていき喉元を通り過ぎていく。

 

残りの半分には醤油を付けて口にする。

フワーッとした淡白な風味の上から醤油のガツンとした旨味がかぶさっていく。

噛みしめれば醤油と衣とワカサギが三位一体の旨味を

醸し出しながらあっという間に消え去っていく。

この一品だけで、僕の免疫力がアップしたのは言うまでも無い。