梅マヨサラダ

食・彩・記

暑い夏の食卓にはサッパリした

ドレッシングで食す野菜が嬉しい。

ただ僕の場合はサッパリした性格では無い事が

影響しているのか、さっぱりの中にもコッテリ感が欲しい。

 

今回、野菜は温野菜でいただく事に決めた。

温野菜と言っても温かいわけでは無い。

茹でた野菜達をしっかりと冷やすのが良い。

今回の野菜達はブロッコリーアスパラガス

主役に考えていたが、冷蔵庫にキューリを発見して

急遽プラスした。

 

ブロッコリーとアスパラガスは軽く茹で上げた後冷やし、

キューリはスライスして軽く塩もみ。

野菜達を器に盛ったら上からドレッシング。

 

今回のドレッシングはマヨ・・・。

塩っ気好きの僕は梅干しといえば塩分が20%近い

梅干し。

白干し梅と言われる塩辛い梅干し、最近では

あまり見つけられないが、僕の中の勝手な定義では、

梅干しの塩分10%以下の梅干しは梅干しでは無い・・・。

今回の梅干しの塩分は18%・・・スーパーの棚の中での

塩っぱさ一番の梅干しだ。

 

この果肉を叩いてそこへマヨネーズを加えていく。

塩気と酸味とコッテリとしたまろやかさが融合していく。

果肉の量とマヨネーズの量の比率はお好み次第。

僕が作る特製梅マヨは想像通り?の旨さだ。

もちろん、僕だけが満足する梅マヨ。

もし僕が料理人で万人に提供する立場なら

もちろん立場はわきまえる。

 

野菜達に、この特製梅マヨを絡めて口にすれば、

先ずは梅の香りが広がりその後から塩気と酸味とまろやかさが

入り交じっていく。

最後に野菜達それぞれがそれぞれの存在を示しながら

喉元を通り過ぎていく。