ふぐ白子 食・彩・記 2022.06.032021.11.24 ふっくらと焼かれたふぐの白子。 酢橘を搾ってから一寸フーフーと息を吹きかけてから一口する。 噛めばパリッと焼けた表面の先からトローンとした白子の中身が口いっぱいに広がっていく。 表面に振りかけられた塩の塩気と酢橘の香が追いかけてくる。 中身の濃厚さに比べて塩気が負けているように思えたので 次の一片には、塩をまぶしてから口にする。 中身の濃厚さと塩気の塩梅がちょうど良くマッチして 二口目は最初より数十倍の旨さが口いっぱいに広がった。