エンダイブ

産地と属性

キク科キクニガナ属。地中海沿岸原産。
おもな産地は、長野県。レタスに似た見た目で切れ込みのある縮れた葉をもつ縮葉種と、スカロールと呼ばれる縮れのない葉の広葉種が存在する。日本で主流なのは、縮葉種。
旬は10月~3月。
調理界では「シコレ」とも呼ばれる。
シャキシャキとした歯ざわりが特徴。独特のほろ苦さがあり、そのまま生育すると苦味が強くなるので、ある程度育ったら外側の葉をまとめて縛り、内部の葉に光をあてない軟白栽培という方法をとる。

栄養成分の働き

食物繊維が豊富で、便秘の予防や美肌効果が期待できる。
ビタミン類も豊富なので、むくみの解消にもよい。

栄養成分

カロテン、ビタミンB2、ビタミンC、カリウム、カルシウム、鉄分、食物繊維など

注意点

ほろ苦さが魅力ではあるが、苦みが強い場合には少し苦みをとってから食す。
生食の場合は、小さく刻んで水にひたす。
油や熱を加えてもよい。
天ぷらや油炒めでは、ほとんど苦みがなくなる。

ポイント

茎の白い部分が多く、葉先が細かく縮れていてみずみずしいものを選ぶ。
内側の柔らかい部分はサラダに、外側の葉は煮込みや炒め物にするとよい。
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