「 こ 」から始まる食材

コイ(鯉)

産地と属性 コイ目、コイ科の淡水魚。別名「六々魚」(りくりくぎょ)ともいう。 原産地は中央アジアとされる。 日本では河川や湖岸に生息し、池や田で養殖している。また、昔から母乳の出をよくする「薬」とされていたり、解毒作用があることから「...

紅茶

産地と属性 原産はアジアの亜熱帯地方。 主な産地は、インドや中国、スリランカなど。最近はケニアやインドネシア産のものも急増している。 紅茶の葉は、緑茶と同じものだが、製造法が異なる。緑茶は茶葉を蒸したあと、もんで乾燥させたもの。紅茶は...

コーヒー

産地と属性 原産はエチオピア。 アラビアのイスラム教徒のあいだで、薬として珍重されていた。その後、十字軍によってヨーロッパに紹介され、焙煎法などが発達するとともに、嗜好飲料として世界中で飲まれるようになった。日本への伝来は江戸時代で、オ...

ゴーヤ

産地と属性 ウリ科の一年生草本である「ツルレイシ」の青い未熟な果実。「ニガウリ」または「ゴーヤー」とも呼ばれる。原産地は、熱帯アジア。 日本には、江戸時代に伝わった。日本の産地は、沖縄、鹿児島、宮崎。 旬は、夏。 栄養成分の働き ...

高野豆腐(凍り豆腐)

産地と属性 豆腐を凍結させ、低温熟成を経て乾燥させた保存食品。「凍み豆腐」「氷豆腐」などと呼ぶ地域もあるが、製法などに若干の違いはあるものの、ほぼ同じものと考えてよい。 鎌倉時代の高野山で僧たちが食べていた豆腐が厳しい寒さのため凍っ...

コーラ

産地と属性 元々は「コーラの実(kola nuts)」のエキスを含んだ飲料だったが、現在の大量生産・大量流通しているコーラには、コーラの実は使用されていない。ちなみに、コーラという植物は、アフリカの熱帯雨林に植生するコラノキ属の植物の総称...

ココア

産地と属性 原産地はアメリカ。日本へは、江戸時代に長崎にはいってきたといわれる。 ココアは、カカオの種、カカオ豆を焙煎し、粉砕したのちペースト状に煮詰めて、脂肪分を除いて粉末にしたもの。19世紀にオランダのバン・ホーテンが開発した。 ...

ココナツ

産地と属性 熱帯地方に広く分布する、常緑高木。樹高は10m以上にもなる。 果実は長さ30㎝ほどの卵型で、厚い繊維状のかたい外皮におおわれ、その中に胚乳をもったかたい種子がある。種子の中は、固形胚乳と中心部の液状胚乳に分かれる。1本の木で...

こごみ

産地と属性 シダ植物であるクサソテツ(草蘇鉄)の若芽のことで、漢字では「屈」と書く。 名前の由来は、人や動物が小さく丸まってかがんでいる姿を「こごむ」と表現する地方があり、若芽の先端が葉を巻き込んでいる様子がそのように見えることから...

コシアブラ

産地と属性 ウコギ科の落葉樹で、春に出る芽の部分を山菜として食する。 味はウコギ科特有の香りと苦味があり、栄養価も高く、同じくウコギ科のタラの芽とともに「山菜の王様」とする向きもある。 名前の由来は、かつてこの木から取れる樹脂...

コショウ(胡椒)

産地と属性 コショウ科コショウ属の植物で、その実を原料として作られる香辛料のこと。 原産地であるインドでは、2,500年前(紀元前500年頃)にはすでに胡椒の栽培が始まっていたといわれており、古代ギリシャでは医薬品として、ローマ帝国...

小玉スイカ

産地と属性 普通のスイカ(大玉スイカ)を品種改良したもので、平均的な大きさは、直径20㎝、重さは1.5kg程度。初期のものは1958年に登場したと言われているが、1960年代になってから品種改良が進んだ。小さくても皮が薄く、可食部が多いこ...

コチ

産地と属性 カサゴ目コチ科コチ属に属し、ほかのコチと区別するために、「マゴチ」もしくは「ホンゴチ」と呼ぶことが多い。そのほか、ヨゴチ、イソゴチ、シラゴチ、シロゴチなどの地方名がある。 上から押しつぶしたように平たく、細長い形をしているの...

コチュジャン

産地と属性 朝鮮半島が発祥地の赤い辛味噌で、コチジャンとも言われる。コチュは唐辛子の意味で、ジャンは醤、すなわち発酵させた調味料を指す。材料は、米粉やもち米粉を麹で発酵させ、赤唐辛子の粉を入れて熟成させる。辛みとともに甘さがあるのは、基本...

ゴボウ

産地と属性 原産地は、ユーラシア大陸の北部。しかし、基本的に野生種を薬用として摂取しているだけで、食用にしているのは日本のみ。 中国では漢方として解毒、解熱、鎮咳(ちんがい)などの治療に使用されるが、食用ではない。 最近は、堀川ゴボウ...

ゴマ

産地と属性 ゴマ科ゴマ属の一年草。漢字では「胡麻」と書く。原産地は、アフリカのサバンナ地帯といわれている。 高温で紫外線にさらされる過酷な環境でも育ち、強い生命力をもつことで世界中に広がり、食用として利用されるようになった最古の植物の一...

コマツナ(小松菜)

産地と属性 アブラナ科の野菜。 原産地は中南米。16世紀に探検家に発見され、世界に広がった。 日本には、明治時代半ばに伝わった。日本の産地は、埼玉、東京、神奈川。旬は、冬。 栄養成分の働き カルシウムの含有量はホウレンソウの約3倍...

小麦

産地と属性 イネ科のコムギ属で一年草。 旬は、北海道なら7月下旬ごろ。 米やトウモロコシと並ぶ世界三大穀物の一つで、世界生産量は約6億トン(国際連合食糧農業機関の統計資料2006年より)。 中央アジアから西アジアが原産地とする説が有...

コンニャク

産地と属性 コンニャクイモといわれる、サトイモ科の多年草植物の球茎から作られる加工食品である。 原産はインドシナ半島で、平安時代に仏教とともに中国から渡来したといわれている。 おもな産地は、群馬県、栃木県、埼玉県。 特有のぷりぷりと...

コンブ

産地と属性 コンブ科コンブ目に属する海藻。 昆布は北海道を中心に東北の三陸海岸沖に分布している。天然の昆布の生産の95%は、北海道が占める。 栄養成分の働き 海藻にしか含まれないヨードは、甲状腺の分泌を促し、心臓の活動を活発...
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