ゴーヤ

産地と属性

ウリ科の一年生草本である「ツルレイシ」の青い未熟な果実。「ニガウリ」または「ゴーヤー」とも呼ばれる。原産地は、熱帯アジア。
日本には、江戸時代に伝わった。日本の産地は、沖縄、鹿児島、宮崎。
旬は、夏。

栄養成分の働き

ビタミンCは、キャベツの2倍、キュウリの5倍を含み、熱を加えても破壊されにくいのが特徴。免疫力のアップ、風邪や夏バテの予防、疲労回復に役立つ。

にがみの成分である、ククルビタシンは、毛細血管を強くしたり、血液の循環をよくする働きをすることで動脈硬化の予防に役立つ。ストレス性の胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防にも役立つ。食欲増進や目の充血を抑える働きも助ける。種には、インスリン同様の働きをするインスリン様物質が含まれており、糖尿病予防や治療としても期待されている。

栄養成分

カリウム、カルシウム、カロテン、ビタミンC

ポイント

苦みが苦手なひとは、ワタを取り除き、薄切りにして塩もみすると食べやすくなる。
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