カリン

バラ科落ボケ属の葉高木。
中国原産。いつ日本に伝わってきたか、明確な時代は不明。
別名「安蘭樹（アンランジュ）」、中国では「木瓜（モッカ）」。日本では「花梨」と書く。
果実を食用として使い、ハチミツ漬けや砂糖漬け、ジャムやカリン酒に使われている。 

せきやのどの炎症、風邪の症状を抑える効果があるといわれている。
酸味成分のクエン酸やリンゴ酸には、疲労回復効果がある。 

タンニン、ビタミンＣ、リンゴ酸、クエン酸、アミグダリン 

果実は固く渋みが強いので、生で食べるには向かない。 

カリンそのものに強い香りがあるので、部屋に置き、芳香剤として用いてもよい。