スターフルーツ

産地と属性

カタバミ科ゴレンシ属の常緑の木本。
和名は「ごれんし」といい、漢字では「五歛子」と書く。
原産地は東南アジアとされる。
中国南部、台湾、ブラジル、カリブ海周辺、アメリカのフロリダ、ハワイなどで栽培される。
日本には18世紀頃に渡来し、沖縄県や宮崎県、鹿児島県などで栽培されている。
旬は、9月~1月ごろ。
名前は、実の横断面が星型をしているところに由来する。
生食でき、ほかにもサラダやピクルス、ジュースなどに用いられる。
皮ごと食べられる。水分が多くシャキシャキした歯ごたえで、ほんのりと酸味がある。

栄養成分の働き

食物繊維が豊富で、これは人の消化酵素では消化することのできない成分。水分を吸収しながら便の量を増やして排出するので、便秘の防止になるほか、腸内環境をととのえて大腸がんや生活習慣病の予防に役立つとされる。
カリウムを多く含み、細胞の健康を維持したり血圧を調整して、高血圧予防に有効。

栄養成分

水分、たんぱく質、食物繊維、カリウム、リン、マグネシウム、カリウム、鉄など

注意点

果皮が緑色のものは未熟で酸味が強いため、すぐに食べる場合は、黄色く熟したものを選ぶ。なお、未熟なものは常温で時間をおいて追熟させるとよい。

ポイント

選ぶポイントは、果皮にハリとつやがあり、重みのあるもの。しわがあるものや斑点のあるものは避ける。冷蔵庫の野菜室で保存する。
砂糖漬けやジャムにしてもおいしい。
食べる際は、果実を水洗いして、頂点のとがった部分を切り落としてから薄くスライスする。
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