バナナ

産地と属性

バショウ科バショウ属。人類最古の栽培作物のひとつともいわれる。
原産地はインド、マレー半島付近。高温多湿な気候での栽培が盛ん。
日本では沖縄県で生産されているが、市場に出回るもののほとんどが輸入品。
輸入先は、フィリピン、台湾、エクアドルなど。毎年100万トンほど輸入されており、これは生鮮果実の中でもっとも多い。
はじめて日本で生産されたのは15~18世紀といわれるが、はっきりとはわからない。現在の日本で流通しているのは、ほとんどがフィリピンバナナ。
ほかの種類としては、太くて短くねっとりとした台湾バナナ、もっとも糖度の高いエクアドルバナナ、小さく甘いモンキーバナナ、赤くて太いレッドバナナ、おもに沖縄県で生産される島バナナ、マレーシア原産の小さなピサンマスバナナなど。
熱帯地方では、甘みのない種類が主食として調理され、食べられることも多い。 

栄養成分の働き

炭水化物が多く、食べてすぐエネルギーになり、さらにそれを長時間持続する。
食物繊維も豊富で、消化吸収を助ける働きがある。特に完熟したものについては、この作用が強い。
不足すると皮ふ炎や口内炎の原因となる、ビタミンB群の優れた供給源でもある。
カリウムが豊富で、むくみの解消も期待できる。
抗酸化力は、野菜、果物の中でも群を抜いており、免疫を高める効果が期待できる。
手軽に食べられる、高栄養価食品の代表。
糖質分解酵素が豊富なため、代謝を高め、脂肪の燃焼を活発にする。 

栄養成分

ビタミンC、ビタミンB群、カリウム、食物繊維、カロテン、葉酸、マグネシウム、糖質分解酵素 

注意点

冷蔵庫の中など、10℃以下の場所に置いておくと、低温障害で黒く変色してしまう。
ただし完熟したものならば、2日間までは冷蔵保存も可能。
未熟なものは、果実自体から生じるエチレンガスを保つよう、紙袋に入れて暖かいところで追熟させる。 

ポイント

黄色みの濃い、適度に弾力のあるものがよい。
シュガースポットと呼ばれる皮にあらわれる茶色い斑点は、完熟したしるし。
皮の斑点が多すぎず、変色していないものを選ぶ。
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