プルーン

産地と属性

原産地は、黒海とカスピ海に挟まれカフカス山脈を取り囲む低地一帯、長寿で有名なコーカサス地方。紀元前数千年前の、はるか古代から栽培されていたといわれる。
すももの一種で糖度が非常に高く、種をつけたまま乾燥させても発酵しない種類をプルーンと呼ぶ。
果皮は赤紫色や青紫色。果肉は黄みがかり、固く、甘みと酸味と芳香がある。
ドライプルーンが輸入されることが多いが、旬は7~9月。日本では高温多湿で病虫害にかかりやすいため栽培は難しいが、総合栄養食品として注目され、長野県を中心に生産されている。
コーカサス地方では「命の果実」、 欧米でも「ミラクルフルーツ」といわれている。 

栄養成分の働き

鉄分が豊富なので、貧血の改善に役立つ。食物繊維のペクチンが、便秘を改善してくれる。
カリウムがむくみを解消し、カルシウムが骨粗しょう症を予防し、ビタミン類もバランスよく含まれる総合栄養食品である。肌や粘膜や血管を丈夫にするビタミンAも、他の果物に比べて多く含まれる。紫色の色素には、ポリフェノールも多く含まれている。その活性酸素抑制効果により、美肌、老化防止、生活習慣病やがんの予防に役立つ。
特に、乾燥させたドライプルーンには、ビタミンやミネラル類がより多く蓄積されている。 

栄養成分

カロテン、カリウム、カルシウム、鉄、ビタミンC、ビタミンB2、食物繊維 

注意点

豊富な食物繊維と、甘みの成分ソルビドールには、便通をうながす作用があるので、摂取しすぎるとお腹がゆるくなる。便秘の改善には、様子をみながら摂取量を調整するとよい。 

ポイント

手軽に入手できるドライプルーンが主流だが、最近は生果も売られている。生果にはブルームと呼ばれる白い粉がついている。これは病害虫から身を守り、鮮度を保つための成分である。
生果は水に弱いので、ブルームをゴシゴシ落とさない。食べる直前に軽く洗い、しっかり水切りする。
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