ローヤルゼリー

産地と属性

主な原産地はヨーロッパ、中近東、中国、日本など。
若いハタラキバチが花粉を食べたあと、頭部にある下咽頭線(かいんとうせん)から分泌したもの。
女王バチのための完全食品で、その驚異的な生命力と繁殖力を支える源といわれている。

栄養成分の働き

ローヤルゼリー酸(10-HPA)が主な活性成分。血球を作るのを助けるため、ガンの進行を抑えるのを助けるほか、ガンの予防に役立つ。
ストレスへの抵抗力を高めるパントテン酸のほか、自律神経伝達物質であるアミノ酸が豊富に含まれているため、自律神経の老化を防止するのを助け、自律神経失調症や更年期障害の不調を緩和するのを助ける。
食欲不振の改善、精力の回復および増進、滋養強壮に役立つ。
アセチルコリンという自律神経伝達物質を大量に含んでいるため、アルツハイマー型痴呆の防止に役立つ。
交感神経を刺激してグリコーゲンの分解を促進するため、ウィルス肝炎や慢性肝炎の改善を助ける。
貧血、低血圧、高血圧症、糖尿病の予防と改善を助ける。
ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれているだけでなく、専門家の間では、科学的にまだ解明されていない「R物質」という未知の物質も含まれていると考えられている。

栄養成分

ローヤルゼリー酸(10-HPA)、タンパク質(必須アミノ酸を含む)、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンE、葉酸、パントテン酸、銅、リン、亜鉛、鉄、アセチルコリン、パントテン酸

注意点

パーキンソン病などで抗コリン剤を服用している場合は、アセチルコリンを含むローヤルゼリーを避ける。
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