産地と属性
バラ科の落葉樹の実。原産地は、中近東地域。日本には、江戸時代に薬用を目的として伝わった。日本は気候が栽培に適さないとして、一般には生産されていない。
栄養成分の働き
多く含まれる脂質のほとんどは、オレイン酸とリノール酸で、コレステロールを下げる働きがあり、動脈硬化や高脂血症の予防を助ける。ビタミンEは「若返りのビタミン」ともいわれ、体の酸化を防ぎ、ガンや老化防止に役立つ。ビタミンB1・B2 は体と頭脳を活性するエネルギーを生成する助けとなる。
栄養成分
脂質、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、カルシウム、鉄
注意点
おつまみなどで食べすぎてしまいがち。消化しにくいので、1日10粒以内に。胃腸の弱い人は特に注意。また、殻のないアーモンドは酸化しやすいので密閉用器に入れて冷暗所で保管。
ポイント
加熱しても栄養価は損なわれにくいので、お菓子や料理に利用できる。