アルファルファ

産地と属性

マメ科ウマゴヤシ属の多年草。原産は、東地中海から西アジア。
日本では「糸もやし」や「紫馬肥やし」と呼ばれている。
古代から牧草として使われており、現在ではペット用のえさにも使われている。
ビタミンやミネラルなど、栄養価が高いことから「食物の父」と呼ばれている。
発芽させた芽(スプラウト)は食用として私たちの食卓に登場している。一般家庭でも栽培することができ、種を発芽させてから1週間くらいで食べることができる。
成長した葉は、サプリメントや漢方薬、ハーブとして使われる。

栄養成分の働き

カルシウムの吸収を助けるイプリフラボンは、閉経を迎えた女性に不足しがちな「イソフラボン」を誘導してくれるので、女性ホルモンのバランスを整えてくれる。
天然色素であるクロロフィル(葉緑素)にはがんや貧血の予防、デトックスに作用する。
またコレステロールを減らすのを助けるので、コレステロール値が高い人にはおすすめ。

栄養成分

イプリフラボン、カリウム、カルシウム、食物繊維、マグネシウム、ビタミンA、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、β-カロテンなど

注意点

食用は日もちがしないので、購入後はすぐに食べるかビニール袋に入れて空気を抜いて冷蔵保存すること。しなびた場合は、水につけておくとシャキシャキとした食感とみずみずしさが戻る。

ポイント

日頃から、サラダやサンドイッチなどの具に入れて積極的に食べるとよい。
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