サヤインゲン

産地と属性

マメ科のインゲンで、豆をさやごと若採りしたもの。
原産地は、メキシコ南部から中央アメリカ。
成長が早く、一年に3回収穫できることから、関西地方では三度豆とも呼ばれている。
ビタミンB群が豊富な緑黄色野菜。

栄養成分の働き

ビタミンB1は疲労物質を蓄積させない働きをもち、B2は過酸化脂質を排除して動脈硬化や脳血栓を予防してくれる。B6には脂肪肝を抑制する作用や、アレルギーを予防する働きがある。
油に溶けやすい性質をもつカロテンは、視力回復や皮ふのかさつきを改善するのに役立つので、吸収力を高めるために油を使って調理するとよい。
カルシウムも豊富に含んでいるため、イライラの解消や骨の強化も期待できる。

栄養成分

カリウム、カルシウム、カロテン、食物繊維、ビタミンB1・B2・B6、ビタミンE、ビタミンC

注意点

味も栄養素も時間の経過とともに急速に落ちるので、購入したら1~2日以内に使いきるとよい。

ポイント

さやの緑色が濃く張りがあるもので、曲げるとポキッと折れるくらい弾力のあるものが新鮮。
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