ハモ

産地と属性

ハモ科の海魚。旬は6~7月の特に梅雨時。
日本近海では青森より南、西大西洋、インド洋などの暖海に広く分布する。
生命力が強く獰猛で、噛み付きやすい性質から「はむ(噛む)」が転じて「ハモ」となったといわれている。
関西や九州地方で好まれており、なかでも京都は祇園祭で、大阪は天神祭りで食べる習慣がある。 

栄養成分の働き

ウロコがなく全身にヌメりがある。ヌメりの成分はコンドロイチンなどのムコ多糖類で、消化器系の粘膜を強化し、消化吸収を助けるため、夏バテなどでの食欲不振や、胃弱、消化不良の改善に役立つ。
豊富に含まれているコンドロイチンは、結合組織を丈夫にし、細胞をみずみずしくすることから、新陳代謝を助け、老化の予防に役立つ。
ビタミンAの量が多い。切り身100gほどで成人が1日に必要な量をほぼ満たしてしまうほど。
眼精疲労、ドライアイの改善など、目の健康を保つのに役立ち、視力回復を助ける。
肌や粘膜の免疫力を強めて風邪の予防を助けたり、肌あれ、かさつきを改善し、美肌をつくるのに役立つ。 

栄養成分

タンパク質、脂質、カルシウム、カリウム、レチノール(ビタミンA)、ビタミンD、ビタミンE、コンドロイチン 

注意点

小骨が多いため、皮を切らずに身だけに細かく切り込みを入れ、骨きりをする。 

ポイント

7~80㎝ほどの大きさで細身のもの、重さが500g程度のものを選ぶとよい。
皮ふに透明感と光沢があり、身が詰まってヌメリの多いものを選ぶとよい。
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