マカダミアナッツ

産地と属性

ヤマモガシ科マカダミア属の常緑樹。
原産地はオーストラリアで、おもな生産地は、オーストラリアとハワイ。
かたい殻のなかにある乳白色の実を、生でそのまま、もしくはローストして食べ、料理やお菓子作りなどに使う。
マカダミアナッツから摘出したオイルは、食用のみならず、アロマオイルとしても利用されている。
植物性食品なので、コレステロールは含んでいない。
ハワイの名物であるチョコレートや菓子や、お酒のおつまみで食べることが多いナッツ。 

栄養成分の働き

油分の大部分を占める一価不飽和脂肪酸のうち、オレイン酸は悪玉コレステロールを低下させ、動脈硬化や血栓の予防に効果を発揮する。また、パルミトオレイン酸は、人間の皮ふに含まれて加齢とともに失われる脂肪酸と酷似しているので、皮ふの再生や老化の予防にも作用する。
カリウムは、体内のナトリウムの排泄を助けて血圧を下げる働きをもつ。
食物繊維が腸の働きを促し、便秘の解消に作用する。 

栄養成分

脂肪酸(オレイン酸、パルミトオレイン酸)、たんぱく質、食物繊維、カリウム、マグネシウム、カルシウム、ナイアシン、ビタミンA・B1・B2・B6、ビタミンE、ナトリウム 

注意点

殻は、かたいので専用の道具を使用する。 

ポイント

マカダミアナッツオイルは、食用オイルのなかで不飽和脂肪酸をいちばん多く含んでいるので、日々の料理に利用すれば老化防止に役立つ。
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