産地と属性
ツツイカ目アカイカ科スルメイカ属。漢字では「鯣烏賊」と書くが、「するめ(鯣)」とだけ表現される場合は、干して乾燥させたイカ全般のことを指し、必ずしもスルメイカであるとは限らない。ちなみに、高級なケンサキイカやヤリイカなどの干しイカを「一番するめ」と呼び、スルメイカは「二番するめ」と呼ばれることもある。また、イカは「墨をはく群れ」であることから「墨群(すみむれ)」と呼ばれており、それが「するめ」に転じたという説もある。
日本列島の各地で獲れるため「真イカ」と呼ぶ地方も多い。水揚げが多いのは北海道と青森だが、近年は1960年代のピーク時にくらべ数%の漁獲量しかなく、深刻な不漁が続いている。
栄養成分の働き
するめに加工されたスルメイカは手軽に食べられる反面、カロリーも高いため、ダイエット中の場合は食べる量に注意をしたい。
たんぱく質は、体内でアミノ酸に変わり、血液や皮膚、筋肉、内臓などを構成するための栄養素となる。
ビタミンEには抗酸化作用があるため、老化や動脈硬化の予防が期待できる。
肝臓や心臓の機能を高めたり、疲労回復に効果があるタウリンも含んでいる。
栄養成分
たんぱく質、脂質、ビタミンE、ビタミンB12、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、リン、亜鉛など
注意点
獲れたての新鮮なスルメイカは透明だが、時間が経つと褐色になる。スーパーなどで売られている刺身用の場合、白濁しているものは避けること。
ポイント
するめには白い粉のようなものが付着していることがあるが、アミノ酸やタウリンが結晶化したものであるため、食べても問題はない。