カキ(柿)

産地と属性

原産地は中国。
日本の産地は、和歌山、奈良、福岡など。

栄養成分の働き

橙色はカロテンによるもの。豊富に含まれるビタミンCとの相乗効果で、ウィルスや細菌への抵抗力が強まり、粘膜を守る働きも強化されるため、風邪の予防や肌荒れの予防に役立つ。カロテンとビタミンCの両方が豊富に含まれているフルーツは他にない。
主成分の糖質は、即エネルギー化できるため、日本でもっとも体によいフルーツの一つといわれている。
渋みのもとであるシブオールとアルコールデヒドロゲナーゼは、アルコールを分解するため、二日酔いの緩和に役立つ。シブオールは、血圧を下げる働きも助ける。
カリウムは利尿作用があり、シブオールとともに二日酔いの改善に役立つ。

栄養成分

カリウム、カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、食物繊維

注意点

体を冷やす作用があり、消化も比較的よくないので、産後や病み上がりの場合は食べすぎないよう注意を。

ポイント

葉っぱには実以上にビタミンCが含まれる。柿の葉茶で、ビタミンCを手軽にとれる。
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