産地と属性
ナス科の多年生植物。
ジャガイモの原産地は、南アメリカ北部のアンデス山脈の高地。
日本でのおもな産地は北海道。産地でその年に最初にとれた新しいものを「新ジャガイモ」と呼ぶようになった。春に九州から出荷される小粒のものをさすようになり、1~2月に出荷される沖縄県産のものや、春先に北海道のビニールハウスで栽培されたものも含まれる。
旬は春から初夏。小粒で皮が薄く、やわらかいので皮ごと食べられる。果肉はみずみずしく、さくさくとした食感が特徴。
ジャガイモの原産地は、南アメリカ北部のアンデス山脈の高地。
日本でのおもな産地は北海道。産地でその年に最初にとれた新しいものを「新ジャガイモ」と呼ぶようになった。春に九州から出荷される小粒のものをさすようになり、1~2月に出荷される沖縄県産のものや、春先に北海道のビニールハウスで栽培されたものも含まれる。
旬は春から初夏。小粒で皮が薄く、やわらかいので皮ごと食べられる。果肉はみずみずしく、さくさくとした食感が特徴。
栄養成分の働き
とくにビタミンCが豊富で、コラーゲンの生成に関係し、皮ふにはりを与えて血管を丈夫にする。また、色素成分のメラニンを抑えて皮ふのくすみや黒ずみを防ぐ。さらに免疫力を向上させて抵抗力を高めたり、抗ストレス作用のある成分の生成を促す。
なお、ジャガイモの主成分であるでんぷん質によってビタミンCが保護されるので、加熱しても壊れにくい。
ビタミンB1も多く含み、神経や筋肉の機能を健康に保つ。
食物繊維も多く、便秘の改善や、動脈硬化、糖尿病、大腸がんの予防も期待できる。
カリウムを豊富に含み、体内のナトリウムを排泄(はいせつ)して血圧を下げるので、高血圧の予防に有効。また、利尿作用があるので、むくみにも効果的。
なお、ジャガイモの主成分であるでんぷん質によってビタミンCが保護されるので、加熱しても壊れにくい。
ビタミンB1も多く含み、神経や筋肉の機能を健康に保つ。
食物繊維も多く、便秘の改善や、動脈硬化、糖尿病、大腸がんの予防も期待できる。
カリウムを豊富に含み、体内のナトリウムを排泄(はいせつ)して血圧を下げるので、高血圧の予防に有効。また、利尿作用があるので、むくみにも効果的。
たんぱく質であるレクチンは、免疫力を増強してがん細胞の発生や増殖を抑制する。
栄養成分
たんぱく質(レクチン)、糖質(でんぷん)、カリウム、食物繊維、ビタミンB1、ナイアシン、ビタミンCなど
注意点
芽や皮の青い部分には「ソラニン」という有害物質が含まれることが多く、たくさんとると下痢やめまい、胃腸障害などの中毒症状を起こす場合がある。
調理の際は、切ってすぐ水にさらさないと、酸化して黒くなる。
調理の際は、切ってすぐ水にさらさないと、酸化して黒くなる。
ポイント
切らずに熱湯からゆでたり、皮ごと揚げると栄養分が逃げない。
水分が多いため、フライや炒め物が最適。煮くずれを起こしにくいので煮物にも向いている。よく洗い、そのまま蒸したりオーブンで焼いたりしてもおいしい。
冷蔵庫には入れずに袋から取り出して新聞紙などでくるんで乾燥を防ぎ、冷暗所で保存する。
水分が多いため、フライや炒め物が最適。煮くずれを起こしにくいので煮物にも向いている。よく洗い、そのまま蒸したりオーブンで焼いたりしてもおいしい。
冷蔵庫には入れずに袋から取り出して新聞紙などでくるんで乾燥を防ぎ、冷暗所で保存する。