カボス

産地と属性

ミカン科の常緑広葉樹・香酸かんきつ類・旬は8月下旬から10月中旬。
見た目はユズと似ているが、ユズよりも大きくて、酸味もまろやか。
漢字で書くと「香母酢」。
生産量は、大分県が半分以上を占めていて、大分県の特産品として全国的に有名。
素材の持ち味を引き立て、鍋料理やふぐ料理、魚料理、お吸い物の薬味として使用されることが多い。
原産はヒマラヤで、日本には平安時代に伝わったといわれている。
かんきつ類の中でも、いちばん酸味が少ない。

栄養成分の働き

かんきつ類に多く含まれているクエン酸が疲労回復に役立ち、ビタミンCは美肌や風邪の予防に効果的。
カリウムは、血圧を上げるナトリウムを体外に排泄して血圧を下げるのを助ける。

栄養成分

カリウム、クエン酸、ビタミンC

注意点

保存は、使いかけのものは果肉が乾燥しないように、ラップでピッタリとおおい冷蔵庫で。
搾りきった果汁は密閉性の高いびんに入れて、冷蔵庫に保存しておく。

ポイント

皮が色鮮やかな緑色のものを選ぶと、カボス特有の香りや酸味が楽しめる。
塩分が気になる人は、塩の代わりにカボスを使って減塩効果をアップさせると良い。
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