ヨモギ

産地と属性

キク科の多年草。日本全域の日当たりのよい草地や路地などに自生する。
花が咲くのは、9月~10月。高さが50㎝~1mになり、茎は群がるように生える。
独特の香りをもち、豊富な栄養素をバランスよく含む。

栄養成分の働き

光エネルギーを吸収する葉緑素が、抹消神経を拡張し、新陳代謝を高めるのを助ける。浄血、造血、細胞の働きを活性化させて免疫力のアップ、自然治癒力を高めることにも役立つ。
渋みの成分であるカフィタンニンは、乾燥による皮膚のかゆみを抑えるのを助ける。
カロテン、ビタミン群などは、免疫力を高め、ウイルスなどの感染予防を助け、健康な肌を保つのに役立つ。
食物繊維も豊富に含み、便秘の予防・改善に役立つ。

栄養成分

カリウム、カルシウム、鉄、カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、食物繊維

ポイント

つぼみのころの葉を採取して、刻みんで乾燥させ、木綿の袋にいれてお風呂に入れると、温熱効果が高まり、神経痛や腰痛などの緩和に役立つ。
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