アナゴ

産地と属性

ウナギ目・アナゴ科。
種類が多く、日本近海に限っても十種類を超えるが、ほとんどの場合「マアナゴ」をさす。
産卵期を避けた夏が旬とされている。
日本各地の内海や内湾から中国海域で獲れる。

栄養成分の働き

100gほど食べれば1日に必要なビタミンAの量をほぼ満たしてしまうほど、豊富に含まれており、肌や粘膜の免疫力を強めて風邪の予防を助ける。
肌あれを改善し、美肌をつくるのに役立つ。
ほかにも、視力回復を助けたり、眼精疲労、ドライアイの改善など、目の健康を保つのに役立つ。
抗がん作用が期待されるビタミンEは、Aとの相乗効果によりウィルスや細菌を殺菌するのに役立ち、ガン細胞の活性化を抑えるのを助ける。
滋養強壮、疲労回復、夏バテなどによる倦怠感の改善を助ける。
コレステロールがハモの約2倍と多いものの、同じく含まれているIPAにコレステロールの沈着を防ぐのを助ける。

栄養成分

タンパク質、カリウム、カルシウム、レチノール(ビタミンA)、ビタミンB2、ビタミンD、脂質

注意点

血液中に弱い毒性があるので食べる時は必ず火を通す。

ポイント

体の表面が透明感のあるアメ色で、弾力性のあるものを選ぶとよい。
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