産地と属性
アカザ科の一年草。漢字では「陸鹿尾菜」と書く。
原産地はシベリア、中国、日本。
朝鮮半島や東アジアに分布し、日本では各地の海岸の砂地に自生するが、一般に出まわっているものは栽培種。
名前は、見た目がヒジキに似ていることに由来する。
栽培の産地は山形県。
シャキシャキした歯ごたえと、淡白な味が特徴。
野菜のなかでもナトリウムが多く、英名では「salt wort」(塩の植物)とも呼ばれる。
栄養成分の働き
食物繊維が豊富で、腸の動きを活発にし、便秘の改善や大腸がんの予防に効果が期待できる。
カリウムも多く、ナトリウムとバランスをとりながら細胞や血圧を正常に保つ。
カルシウムはコマツナに次ぐ多さで、丈夫な骨と歯を形成したり、出血を止めたり、神経や筋肉に働く。
β(ベータ)-カロテンも多く、コマツナやシュンギクとほぼ同程度。抗酸化作用が老化を防ぎ、免疫力を向上させる働きがある。そのほかにも、成長の促進、美肌、視力の維持に働く。
ビタミンCを含み、コラーゲンをつくり、美肌や粘膜の健康維持に役立つ。また、ストレスへの抵抗力を強める。
カリウムも多く、ナトリウムとバランスをとりながら細胞や血圧を正常に保つ。
カルシウムはコマツナに次ぐ多さで、丈夫な骨と歯を形成したり、出血を止めたり、神経や筋肉に働く。
β(ベータ)-カロテンも多く、コマツナやシュンギクとほぼ同程度。抗酸化作用が老化を防ぎ、免疫力を向上させる働きがある。そのほかにも、成長の促進、美肌、視力の維持に働く。
ビタミンCを含み、コラーゲンをつくり、美肌や粘膜の健康維持に役立つ。また、ストレスへの抵抗力を強める。
栄養成分
食物繊維、たんぱく質、カリウム、カルシウム、リン、マグネシウム、ビタミンA・Cなど
注意点
ゆですぎると風味が落ちるので気をつける。
ポイント
食べる際は、たっぷりのお湯で2分ほどゆで、ザルにあけて冷ます。
若い茎や葉をゆでて、サラダやおひたし、からしあえ、酢みそあえにするとおいしい。
β(ベータ)-カロテンとビタミンCの効果を引き出すために、ビタミンE(ゴマや植物油など)やたんぱく質(肉や魚、豆など)と合わせて食べるとよい。
全体に緑色が濃く、育ちすぎていない小さなものを選ぶ。
若い茎や葉をゆでて、サラダやおひたし、からしあえ、酢みそあえにするとおいしい。
β(ベータ)-カロテンとビタミンCの効果を引き出すために、ビタミンE(ゴマや植物油など)やたんぱく質(肉や魚、豆など)と合わせて食べるとよい。
全体に緑色が濃く、育ちすぎていない小さなものを選ぶ。