スモモ

産地と属性

スモモは大きく分けると、中国産の日本スモモ、コーカサス産の西洋スモモ、アメリカ産のアメリカスモモの3種がある。
バラ科サクラ属。旬は6~7月。

栄養成分の働き

果汁が多く、適度な酸味があり、のどの渇きを癒す夏の果物。
果物では鉄の含有量がトップクラス。貧血の予防と改善に役立つほか、血液の循環をよくし、肩コリや頭痛、めまい、生理痛や生理不順など、血行不順にまつわる不快な症状の改善に役立つ。
また、リンゴの2倍ものカリウムを含む。利尿作用が高く、二日酔いやむくみの解消に役立つほか、肝臓の機能を正常化するのを助けるので。肝臓病による腹水(ふくすい)や、二日酔いの改善、発熱時のノドの乾きなどの改善を助ける。
東洋医学では、古い血を除いて血の巡りをよくすることから、月経不順による肩コリの解消を助けるともいわれている。
また、スモモを毎日2個づつ食べると、歯茎の出血の治療と予防に役立つといわれている。

栄養成分

鉄、カリウム、カロテン、ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維

注意点

食物繊維が豊富なので、下痢しやすい人は食べすぎに注意。

ポイント

選ぶ時は全体的に丸く、白い粉をふいているもの、果肉がしまっているものを。
ジャムにする場合は、まだ熟しきらずに固いものを。
タイトルとURLをコピーしました