ケール

産地と属性

アブラナ科アブラナ属の多年草で、キャベツの仲間。青汁の原料として有名。
原産地は地中沿岸で、ヨーロッパでは食用の歴史が長い。
日本へは江戸時代に伝来したといわれ、現在は長野県、愛知県、大分県、宮崎県など各地で栽培されている。
豊富なビタミンやミネラルがバランスよく含まれており、緑黄色野菜の王様と呼ばれている。
若返りホルモンといわれる、メラトニンが含まれている。 

栄養成分の働き

豊富な食物繊維が大便の排泄を促進し、便秘の解消や整腸作用に役立つ。
メラトニンが、不眠の解消や時差ぼけといった睡眠リズムの調整に役立つ。また、老化や生活習慣病の一因である活性酸素を除去し、老化予防や生活習慣病の予防にもなる。抗酸化力はビタミンEの2倍であり、ビタミンCは、ストレスや風邪の予防に効果がある。
ほかにもコレステロール値を低下させたり、血糖値を正常値に戻す働きもある。 

栄養成分

カルシウム、食物繊維、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、β-カロテン、リン 

注意点

濃い緑色で斑点のない葉のものを選ぶこと。保存は新聞紙にくるみ冷蔵庫の野菜室に入れて早めに使うこと。 

ポイント

美容を気にしている人、便秘ぎみの人や便通を整えたい人、生活習慣病が気になる人、野菜不足を解消したい人は積極的にとるとよい。
ケール独特のクセがあるので生のままよりも、火を通すほうが食べやすい。青汁やジュースなら、継続して取り入れやすい。
タイトルとURLをコピーしました