タイ(鯛)

産地と属性

スズキ目タイ科の魚の総称。
日本周辺でとれるタイには、マダイ、チダイ、キダイ、クロダイ、ヘダイ、ヒロコダイがあり、一般的にタイといえばマダイをさす。
姿・色・味と三拍子そろい、長寿であることや多産であること、そして「めでたい」の語呂あわせから、日本人に最も愛され、祝い事には欠かせない高級魚。
近年は、養殖物が幅をきかせているが、味・色とも天然物には及ばない。

栄養成分の働き

アミノ酸バランスのとれた良質なたんぱく質が多く、脂肪が少ないので、高齢者や幼児、病人などに最適。
眼球に多く含まれているビタミンB1は、糖質の代謝を促進してエネルギーに変え、食欲を増進させるため、疲れやすい人や食欲不振の人に効果的。
皮に多く含まれているビタミンB2は、過酸化脂質の害から体を守る働きがあり、動脈硬化や脳卒中などの生活習慣病を予防するほか、口内炎や目の充血、肌あれなどの緩和にも役立つ。
また、肝機能の強化、コレステロール値の降下、血圧の正常化、強心作用、アルコール分解、精力の増進に効果的なタウリンも豊富。

栄養成分

カリウム、ナイアシン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンE、イノシン酸、タウリン、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)など

注意点

まれに、ニキサスの幼虫が寄生していることがある。
体調が悪いときは、刺身や多食を避ける。

ポイント

全体に光沢があり、目が生き生きしているものを選ぶとよい。
切り身は、つやがあって、色のきれいなものを選ぶ。
刺身のほかにも、塩焼き、昆布じめ、ちり鍋にしてもおいしくいただける。
骨はかたく鋭いので、幼児や高齢者には、とくに注意してあげる。
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