産地と属性
シソ科イブキジャコウソウ属の植物の総称。
約350種あり、香りをもつ多年生の植物で、ハーブの一種として知られる。
原産地は、南ヨーロッパ、地中海沿岸、モロッコ、北アフリカ、アジアとされる。
古代エジプトでは、ミイラを埋葬する際に防腐剤として使っていたほか、ギリシャ時代には入浴剤や神殿内でお香として使われたり、ローマ時代には部屋を清めるのに用いられたりなど、歴史は古い。
日本では「タチジャコウソウ」をさすことが多い。フランス料理や米ルイジアナ州を中心に伝わるケイジャン料理、カリブ料理にも豊富に用いられ、肉料理やスープ、シチューの臭みとりや香りづけに使われることが多い。
すがすがしい香りと苦めの味が特徴で、精油や歯磨き粉、石けんなどにも利用される。
約350種あり、香りをもつ多年生の植物で、ハーブの一種として知られる。
原産地は、南ヨーロッパ、地中海沿岸、モロッコ、北アフリカ、アジアとされる。
古代エジプトでは、ミイラを埋葬する際に防腐剤として使っていたほか、ギリシャ時代には入浴剤や神殿内でお香として使われたり、ローマ時代には部屋を清めるのに用いられたりなど、歴史は古い。
日本では「タチジャコウソウ」をさすことが多い。フランス料理や米ルイジアナ州を中心に伝わるケイジャン料理、カリブ料理にも豊富に用いられ、肉料理やスープ、シチューの臭みとりや香りづけに使われることが多い。
すがすがしい香りと苦めの味が特徴で、精油や歯磨き粉、石けんなどにも利用される。
栄養成分の働き
おもな成分は、チモール、シメン、ピネン、リナロールで、感染症や皮ふの寄生虫症、腸の寄生虫症、気管支炎、感染症の下痢、腰痛、関節炎、口内炎、膀胱(ぼうこう)炎、膣(ちつ)炎、神経疲労、腎炎、水虫などに効果がある。
精油成分であるカルバクロールも含まれており、抗菌や抗ウィルスに働くほか、滋養の強化、免疫力の向上などの働きがある。
フラボノイドの一種であるアピゲニンという成分には抗酸化作用があり、老化の防止やがんの予防に有効である。
サポニンやタンニンには、血行の促進や抗酸化作用、発がんの抑制、殺菌作用がある。
精油成分であるカルバクロールも含まれており、抗菌や抗ウィルスに働くほか、滋養の強化、免疫力の向上などの働きがある。
フラボノイドの一種であるアピゲニンという成分には抗酸化作用があり、老化の防止やがんの予防に有効である。
サポニンやタンニンには、血行の促進や抗酸化作用、発がんの抑制、殺菌作用がある。
栄養成分
チモール、カルバクロール、リナロール、シメン、ピネン、フラボノイド(アピゲニン)、サポニン、タンニンなど
注意点
妊婦中の女性や高血圧の人は、長期にわたっての大量使用は控える。
ポイント
かぜやインフルエンザ対策、のどの痛みを感じたら、生葉を用いたハーブティーがおすすめ。
入浴時、精油を数滴たらすとリウマチや神経痛の改善にもよいといわれている。発汗作用もあり、体が温まる効果も。
葉や茎をドライフラワーにして、たんすやクローゼットに入れれば虫よけになる。
入浴時、精油を数滴たらすとリウマチや神経痛の改善にもよいといわれている。発汗作用もあり、体が温まる効果も。
葉や茎をドライフラワーにして、たんすやクローゼットに入れれば虫よけになる。