ルバーブ

産地と属性

タデ科カラダイオウ属の多年草。
原産地はシベリア南部で、寒さに強く暑さに弱いため、世界各地の寒冷地や高冷地で栽培される。
日本では、北海道や長野県などで栽培されている。
漢方薬として知られる大黄(だいおう)の一種で、和名では「食用大黄」または「丸葉大黄」という。
初夏には淡いクリーム色の花を咲かせる。旬は5~9月。
ヨーロッパでは古くから栽培されていて、肉の消化を助ける酵素が含まれているので、食後のデザートに利用されてきた。
フキに似た大きな葉をしており、草丈は最長で2mにもなる。葉はシュウ酸を含んでいて酸っぱすぎて食用に向かず、太い葉柄の部分を食べる。
デザートとの食材として用いるのはもちろん、砂糖レモン汁を加えたジャムとするのが一般的。

栄養成分の働き

血圧を調整する働きのあるカリウム、骨や歯を丈夫にするカルシウムが豊富。
食物繊維も豊富なので、便秘の解消や動脈硬化の予防に効果がある。

栄養成分

炭水化物、食物繊維、灰分、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、β(ベータ)‐カロテン、ビタミンB・C、葉酸など

注意点

ラップで密封してから冷蔵庫に入れて保存する。1日ほどしかもたないので、早めに使いきる。

ポイント

ジャムにする際、加える砂糖は全体量の6割ぐらいを目安にする。
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