アーティチョーク(artichoke)

産地と属性

キク科の多年草。
原産地は地中海沿岸や中央アジアで、日本での生産はわずかなためほとんどが輸入品。
日本には江戸時代にオランダからもたらされ、「朝鮮あざみ」という名で知られている。
食べるのはガクと花托(かたく。つぼみの部分)で、ゆでるとほくほくとした食感が楽しめる。
茎や葉は、薬草として使われている。

栄養成分の働き

茎や葉に含まれる「シナリン」という苦み成分は、脂肪を分解する働きをもつ胆汁を増加させ、水溶性食物繊維が豊富。利尿にも効果があり。
血清コレステロールを減らしてくれるので、肝臓機能を高める。

栄養成分

カリウム、シナリン、水溶性食物繊維、ビタミンC

注意点

キク科のアレルギー症状がある人は、飲食を避ける。

ポイント

ふっくらとして、鮮やかな緑色のガクを選ぶとよい。
余った分はビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で2、3日は保存できる。
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