クワイ

産地と属性

オモダカ科で多年性の水生植物。
中国が原産で、おもに3種類がある。日本の主要品種の青クワイ、大阪吹田市で栽培されるスイタクワイ、中国で栽培される白クワイである。
旬は冬から初夏にかけて。
大きな芽をつけることから、めでたい野菜とされ、正月料理に欠かせない縁起物として用いられる。 

栄養成分の働き

カリウムが豊富に含まれている。カリウムを多く摂取することによって塩分に含まれているナトリウムが排出され、むくみを解消したり高血圧を予防することができる。 

栄養成分

カリウム、カルシウム、リン、ビタミンE 

注意点

アクが強いためすぐに変色するので、酢をたらした湯や米のとぎ汁で下ゆでしてから調理するとよい。 

ポイント

つやがよく、芽の部分がまっすぐに伸びていて、全体にしっかりしたものを選ぶとよい。
生のクワイをすりおろして小麦粉と混ぜて揚げ衣に使ったり、薄く切って水にさらし、素あげにすると、いっそうおいしく食べられる。
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