白ワイン

産地と属性

ブドウの果汁を発酵させたアルコール飲料。「葡萄(ぶどう)酒」とも呼ぶ。
おもに、薄い黄色や緑色をしており、ビノ・ブラン種やシャルドネ種、セミョン種など、色の薄い果皮のブドウを原料としている。
原産地はヨーロッパ地方。
ワインの歴史は古く、紀元前6000年ころにメソポタミアのシュメール人により初めて造られたとされる。製造技術が進歩したのはローマ時代とされ、このころに現在の作り方の基盤が確立した。その後、17世紀後半において、製造・醸造・保存・運搬の技術が向上し、大量生産と流通が拡大した。
おもな産地は、フランス、イタリア、スペイン、アメリカなど※。※国内では山梨県、岡山県、山形県、北海道など。近年、製造技術は目をみはるほど高まっている。
伝統的な製造法としては、搾った果汁をたるやかめに入れて天然酵母で発酵させ、数日後、表面と底にたまったかすを取り除き、数か月から数年間熟成するもの。

栄養成分の働き

有機酸(リンゴ酸、酒石酸、乳酸)の水素イオン濃度が低く酸性度が強いため、ほかのアルコール飲料に比べると殺菌作用が高く、赤ワインに比べても、約2倍の作用をもつ。大腸菌やサルモネラ菌への抗菌力が強く、食中毒を防ぐ効果が期待できる。
神経伝達物質や、記憶に関係する物質を分解する酵素の働きを妨げる物質をもつ。
カリウムを多く含んでおり、利尿作用がある。
カルシウムとマグネシウムをバランスよく含んでいるので、丈夫な骨や歯の形成を期待できる。また、骨粗しょう症やリウマチの予防も期待できる。

栄養成分

有機酸(酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、乳酸、酢酸、コハク酸など)、カリウム、リン、カルシウム、マグネシウム、鉄、エタノール、グリセリン、タンニンなど

注意点

劣化が早いので、一度開封したら2~3日のうちに飲む。
赤ワインと違い、種子や果皮を取り除いてから発酵させるので、抗酸化作用をもつポリフェノールは少ない。

ポイント

暗くて振動せず、12~14℃を保てる、適度な湿度の場所で寝かせて保存するのがよい。
淡白な白身魚や貝類、イカ、鶏肉、チーズなどと相性がよい。
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