チョウセンニンジン

産地と属性

ウコギ科の多年草、オタネニンジンの根。
漢字では「朝鮮人参」と書く。別名「コウライニンジン」とも呼ぶ。
原産地は中国、朝鮮半島。日本と朝鮮間の貿易の長い歴史の中で、贈り物や交易品として渡来した。
根の形が人間に似ていることから人参と名づけられ、日本では徳川八代目将軍、吉宗の時代から栽培がはじめられたとされる。
おもな産地としては、福島県会津地方、長野県東信地方、島根県松江市大根島などがある。天然のものは絶滅してしまったといわれ、栽培には4~6年ほどの長期間を必要とする。
万能薬として二千年以上も前から万能薬として人々に利用されており、栽培がたいへんなためにとても高価。
朝鮮人参には、掘り出したばかりのものを皮をむいて天日などで乾燥させた「白参」と、掘り出してから長期間保存するために、蒸してから乾燥させた「紅参」がある。
皮にはたくさんのサポニン配糖体が含まれていて、白参より紅参のほうがより多く含んでいる。
摂取方法としては、スライスしたり刻んだりしたものを煎じて飲んだり、粉末にして水などとともに服用する。 

栄養成分の働き

含まれているサポニンには、血糖値を正常に保ち、コレステロールや中性脂肪を抑える作用があるので、動脈硬化や心臓病を予防する。また、がんの予防や改善の効果、冷え症の改善、免疫力の強化、滋養強壮や肉体疲労の回復などがある。 

栄養成分

サポニン配糖体、糖質、ビタミン類、ミネラル、必須アミノ酸、脂肪酸、香気成分など 

注意点

1日5~10gの摂取量が適量とされている。 

ポイント

朝鮮人参は成長がとても遅く、収穫されるまで、最低4年以上栽培するが、早い時期の収穫だと、有効成分であるサポニンの量が少なかったり、不安定だったりするので、選ぶなら6年ものがよい。
タイトルとURLをコピーしました