ブドウ

産地と属性

世界に5000以上の品種があるといわれ、原産地により、西アジア産のヨーロッパ種、北アメリカ原産のアメリカ種に大別される。果実は多汁で、甘味が強い。
古代エジプト時代にはすでに栽培され、酒も醸造されており、世界最古の果物といわれている。
日本でも、平安末期には山ぶどうの栽培が行なわれていた。
海外では主にワインの醸造用に栽培されているが、日本では生食用が多い。一般に市場に普及しているのは小粒のデラウエア、大粒の巨峰、緑のマスカット、ピオーネ、ベリーAなどがある。
秋が旬で、ブドウ科。 

栄養成分の働き

主成分はブドウ糖と果糖。ブドウ糖は体内に吸収されやすく、エネルギー変換の早い糖質で、脳と体の疲労回復には即効性がある。
含有量は少ないが、カルシウム、鉄、カリウムなどのミネラルをバランスよく含むので、貧血ぎみの人には良い食品。ほかにポリフェノールが多く含まれているので、強力に活性酸素を取り除き、がんや生活習慣病を予防し、老化防止にも作用がある。
干しぶどうにすれば、カリウムやカルシウム、鉄などミネラルが凝縮される。 

栄養成分

ビタミンB1、鉄、カルシウム、カリウム、ポリフェノール 

ポイント

鮮やかな色で、大きさのそろった粒が密に、房にしっかりついているものを選ぶ。表面に白い粉がついているものは、新鮮な証拠。
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