オレンジワイン

産地と属性

オレンジを原料として作られたワインではなく、通常のブドウを使ったワインの一種。赤・白・ロゼのワインに対して、第4のワインとも言われる。

作り方は、白ブドウを使い、赤ワインと同じように果皮や種を含めて発酵させることで黄色系の色素が溶出し、オレンジ色のワインとなる。(白ワインは通常、果皮や種を除いて発酵させる)

白ワインのような芳醇な香りとさわやかさ、赤ワインのような渋味と苦味を併せ持った複雑な味わいが特徴で、近年静かなブームとなっている。

国内でも、甲州種などの白ブドウを使ったオレンジワインが生産されている。

ちなみにロゼワインは、黒ブドウを使って白ワインの製法で作られたワインであり、オレンジワインの対極にある。

ジョージアでは古くから作られていたが、昨今のナチュラルワイン・ブームにのり、酸化防止剤(亜硫酸)などの添加物が少ないワインとして注目されてきた。尚、本場ジョージアでは「アンバーワイン」と呼ばれており、「オレンジワイン」の名称はイギリスのワイン商が21世紀になってから作った造語だと言われている。

栄養成分の働き

皮や種ごと漬け込んで作られるため、通常の白ワインよりポリフェノールやカテキン、タンニンなど成分を豊富に含む。それらの成分は、強い抗酸化力があるため、赤ワイン同様に動脈硬化や認知症予防などの効果が期待できる。

リンゴ酸などの有機酸は、腸内環境整えるなど働きがある。

カリウムは、むくみを予防したり、血圧の上昇を抑えるなどの働きがある。

栄養成分

有機酸(酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、乳酸、酢酸、コハク酸など)、カリウム、リン、カルシウム、マグネシウム、鉄、ポリフェノール(アントシアニン、カテキン、シンプルポリフェノール、タンニンなど)など

注意点

オレンジワインの中には、渋みや酸味などクセが強いものもあるため、できれば試飲をして選ぶと良い。

ポイント

白ワインのようにしっかり冷やすと渋みが強調されてしまうことがあるため、12~16度くらいにして飲むと良い。複雑な味わいを持つため、赤ワイン・白ワインなどのように料理を選ぶことなく、スパイシーな料理などにも合う。

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