チンゲンサイ

産地と属性

アブラナ科の野菜。漢字では「青梗菜」と書く。
和名はタイサイ(体菜)で、白軸のものはパクチョイ(白菜)の別称もある。
中国では結球する白菜(はくさい)を「大白菜」、それ以外を「小白菜」と呼び、パクチョイは結球しない小白菜の一種。
原産地は中国の華中地方で、日本に入ってきたのは30年ほど前。急速に普及し、中国野菜の中ではもっとも有名になった。
日本国内でのおもな産地は、静岡県、長野県、埼玉県などである。
1年中出まわっているが、旬は春から夏にかけて。
がんや動脈硬化の予防に効果があるといわれる。
味にくせがなく、火が通ると色も鮮やかになるので、炒めたりゆでたりする調理におすすめ。 

栄養成分の働き

豊富に含まれているカロテン、ビタミンCには抗酸化作用があり、がんや動脈硬化を予防する。また、風邪の予防やシミ・ソバカスを防ぐので、美肌づくりによい。
カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維も多く含んでいるので、骨を丈夫にしたり、貧血や高血圧、便秘の予防に効果的。 

栄養成分

カリウム、食物繊維、カルシウム、ナトリウム、ビタミンC、カロテン、鉄など 

注意点

火の通りがよいので、炒めすぎやゆですぎには気をつける。 

ポイント

カロテンを効率よくとるには、油を使った調理法や油脂食品と一緒に食べるとよい。
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