トレビス

産地と属性

キク科キクニガ属の多年草。
原産地は、ヨーロッパや北アフリカ。現在のおもな生産地はイタリア。
トレビスの名は、イタリア北部の都市Treviso=トレビゾに由来する。
日本では80年代に輸入され始めた、比較的新しい野菜である。
国内でのおもな産地は北海道と長野県であるが、輸入されたものが主である。
旬は11月~3月。
葉が鮮やかな赤紫色をしており、レッドチコリーとも呼ばれる。
不結球性のもの、半結球性のもの、結球性のものとあるが、日本で見られるのは、径15㎝ほどで結球性のものがほとんど。 

栄養成分の働き

抗酸化作用のあるアントシアニンが豊富なため、老化防止に役立つ。 

栄養成分

ビタミンC、ビタミンB1、カリウム、食物繊維など 

注意点

外見は紫キャベツに似ているが、苦みがあり、より柔らかい歯ざわりであり、まったく別科の植物。 

ポイント

葉の色が鮮やかでつやがあり、みずみずしいものを選ぶ。
加熱すると苦みが増すため、サラダなどで食す。
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