カイエンペッパー 産地と属性 熟した赤トウガラシの実を乾燥させた香辛料。粉末にしたものを指す場合もあるが、トウガラシの実そのものを指すこともある。ペッパーと名がついているがコショウ(胡椒)ではない。 カイエンペッパー(カイエン種)と呼ばれるトウガラシ... 2022.01.31
カイワレダイコン 産地と属性 ダイコンの種を発芽させてできた芽を、子葉が開いた時点で収獲したもの。 漢字では、「貝割れ大根」と書く。子葉が二枚貝の開いた形に似ていることからこの名がついた。 植物の新芽、スプラウトの一種。原産国は日本で、出回って... 2022.01.30
カキ(牡蠣) 産地と属性 人間に必要な多くの栄養素やミネラルを含んでいるので、「海のミルク」と呼ばれている。 世界各地の沿岸で採れるので、古くから食べられてきた。食用だけではなく、薬用としても使われている。漢方では冷え性や生理不順といった、女... 2022.01.29
カキ(柿) 産地と属性 原産地は中国。 日本の産地は、和歌山、奈良、福岡など。 栄養成分の働き 橙色はカロテンによるもの。豊富に含まれるビタミンCとの相乗効果で、ウィルスや細菌への抵抗力が強まり、粘膜を守る働きも強化されるため、... 2022.01.29
カサゴ 産地と属性 スズキ目メバル科もしくはフサカサゴ科に属する海水魚。漢字1文字では「鮋」と書くが、大きな頭部が笠をかぶっているように見えることから「笠子」、表皮が皮膚病にかかって瘡(かさぶた)ができたように見えることから「瘡魚」などと書くこと... 2022.01.28
カジカ 産地と属性 カサゴ目カジカ科カジカ属の淡水魚。 漢字では「鰍」と書く。北陸では「ゴリ」「ヤマノカミ(山の神)」と呼ばれるほか、「アブラコ」、「アユカケ」、「ドンボ」、「ナイラギ」、「ハウト」、「ハゼ」、「マゴリ」、「ミヤマゴリ」... 2022.01.28
カジキ 産地と属性 スズキ目カジキ亜目。漢字表記では、「梶木」「舵木」「旗魚」などと書く。旬は8月。 温暖な海域を高速で遊泳する大型肉食魚で、いずれも上あごが剣のように長く鋭く伸びて「吻(ふん)」を形成する。世界中の海に広く分布し、通常... 2022.01.27
カシューナッツ 産地と属性 ウルシ科のカシューナットノキ属で常緑高木。 漢字では「加州」と表記する。 原産は南米ブラジルの北西部。16世紀のポルトガル植民地時代、ポルトガル人がインド、東アフリカ、東南アジアに防風を目的として植林したことがきっ... 2022.01.26
カツオ 産地と属性 世界じゅうの暖流に広く分布する回遊魚。日本近海では春先に黒潮に乗って北上し、秋には三陸沖でUターンするので、旬は初夏と秋の2回。それぞれ、「初ガツオ」と「戻りガツオ」と呼ぶ。種類はホンガツオ、ソウガツオ、ハガツオなどが... 2022.01.25
鰹節(かつおぶし) 産地と属性 カツオの身を「節(ふし)」と呼ばれる部分に切り分け、煮熟してから乾燥させた保存食品で、和食の味付けの基本となる「出汁(だし)」を取るための素材のひとつでもある。 カツオ自体は縄文時代から食されていたが、鰹節に近い形のもの... 2022.01.25
カニ 産地と属性 甲殻網・十脚目・短尾下目(たんびかもく、別名「カニ下目」)に属する甲殻類の総称。 熱帯から南北の極地まで、世界中の海や川などに生息する。国内だけでも800種以上あり、ほとんどは淡水と海水の混ざり合う汽水域、海岸線、海... 2022.01.24
カブ 産地と属性 アブラナ科アブラナ属の越年草。カブラ、カブナ、カブラナ、スズナ(鈴菜、菘)などと呼び名も多い。漢字では「蕪」と書く。原産地は、アフガニスタン付近の中央アジアか、地中海沿岸といわれている。 日本最古の野菜の一つで、『日本書記』... 2022.01.23
カボス 産地と属性 ミカン科の常緑広葉樹・香酸かんきつ類・旬は8月下旬から10月中旬。 見た目はユズと似ているが、ユズよりも大きくて、酸味もまろやか。 漢字で書くと「香母酢」。 生産量は、大分県が半分以上を占めていて、大分県の特産品として全... 2022.01.22
カボチャ 産地と属性 ウリ科のカボチャ属に属する緑黄色野菜。旬は8月から10月。 日本カボチャ、西洋カボチャ、ペポカボチャの三種に大別される。日本カボチャは中央アメリカ原産、西洋カボチャは南アメリカ原産、ペポカボチャは北アメリカ原産と、いずれもア... 2022.01.21
カボチャの種 産地と属性 ウリ科カボチャ属の果実の種子。カボチャは漢字で「南瓜」と書く。 カボチャの原産地は中央アメリカで、日本の産地は北海道、鹿児島県、茨城県など。 旬は夏。食用として利用されるのは、西洋カボチャ、日本カボチャ、ペポカボチャ、ミク... 2022.01.20
カマス 産地と属性 スズキ目サバ亜目カマス科。漢字表記では、「魳」、「大和叺」、「大和梭子魚」などと書く。 江戸時代には機織(はたお)りの、緯糸(よこいと)を巻いて収めた平らな舟型の緯糸を通す道具、梭(き)に形が似ているところから、「梭魚」、「... 2022.01.19
カモ(鴨肉) 産地と属性 一般的に出回っている鴨肉のほとんどは「アイガモ(合鴨)」で、アイガモは「マガモ(真鴨)」と「アヒル(家鴨)」を交配して作られたもの。ただ、アヒルはマガモを品種改良して家禽にしたものであり、生物学上「アイガモ」「マガモ」... 2022.01.18
カモミールティー 産地と属性 キク科の植物で、ジャーマンカモミール(一年草)と、ローマンカモミール(多年草)の2種類がある。 和名はカミツレ(加密列)。属名は子宮を意味するマトリカリアといい、かつて婦人病の改善に用いられたことに由来する。 原産地はヨー... 2022.01.18
カラシナ 産地と属性 アブラナ科アブラナ属の2年草。漢字では「芥子菜」と書く。 原産は中央アジアから中国にかけた地域とされる。中国から渡来し、すでに平安時代に成立した『本草和名(ほんぞうわみょう)』に記載されていることから、歴史の古さがうかがえる... 2022.01.17
辛子明太子 産地と属性 スケトウダラの卵巣(明太子)を漬け込み液に漬けて塩タラコを製造(塩蔵)し、その後唐辛子や調味料を加えた二次漬け込み液に漬け込むことによって「辛子明太子」となる。明太子とは朝鮮語でスケトウダラのことを「明太」と呼ぶことにちなむ。... 2022.01.16
カリフラワー 産地と属性 アブラナ科の二年生植物。 地中海東部の沿岸が原産で、キャベツの仲間。ブロッコリーの突然変異でできたといわれている。 日本に導入されたのは明治初頭だが、市場に出回るようになったのは戦後になってからで、ブロッコリーよりも普及は... 2022.01.15
カリン 産地と属性 バラ科落ボケ属の葉高木。 中国原産。いつ日本に伝わってきたか、明確な時代は不明。 別名「安蘭樹(アンランジュ)」、中国では「木瓜(モッカ)」。日本では「花梨」と書く。 果実を食用として使い、ハチミツ漬けや砂糖漬け、ジャム... 2022.01.14
カレイ 産地と属性 カレイ目カレイ科に分類される魚。漢字では「鰈」と書く。 世界中で100種類ほど生息しているといわれ、体の片側に両目がついているのが特徴。ヒラメと似ていて、目の位置で区別されている。右側に目がついているのがヒラメで、左側がカレ... 2022.01.13
カワハギ 産地と属性 フグ目カワハギ科の海水魚で、青森県以南の日本海や太平洋沿岸、瀬戸内海の水深100メートルより浅い砂地を中心に生息する。また日本以外でも、朝鮮半島の南岸からフィリピンまで広く分布している。 体長は大きいもので30センチほど... 2022.01.12
寒天 産地と属性 テングサ科の紅藻(こうそう)類の加工品。 テングサは、一般的には紅紫色だが、日なたに干して白色に退色したものを乾燥させると、寒天の原料となる。ところてんの材料と同じで、ところてんから粘質物を抽出し、固めたもの。 江戸時代が... 2022.01.11
かんぴょう 産地と属性 ウリ科、ユウガオの果肉部分を細長くむいた乾物。 漢字では「干瓢」「乾瓢」と書く。 ユウガオの原産は北アフリカやインドで、日本へは朝鮮半島を経由して伝来した。 全国生産量のトップである栃木県においては、県の特産品となってい... 2022.01.10