「 た 」から始まる食材

タアサイ

産地と属性 アブラナ科、アブラナ属。 中国野菜のひとつで、日本へは1930年代に導入された。 タアサイ(塌菜)の「タア」は、中国語で「おしつぶしたような」の意味。 2月が旬であるためキサラギナ(如月菜)と呼ばれていたが、戦後再導入さ...

タイ(鯛)

産地と属性 スズキ目タイ科の魚の総称。 日本周辺でとれるタイには、マダイ、チダイ、キダイ、クロダイ、ヘダイ、ヒロコダイがあり、一般的にタイといえばマダイをさす。 姿・色・味と三拍子そろい、長寿であることや多産であること、そして「めでた...

ダイコン

産地と属性 アブラナ科の一年草。原産地は、諸説があるが確定していないが、中国という説が一般的。 日本の産地は、北海道、千葉、青森。旬は、12月~2月。 日本に広く普及したのは、室町時代。古来から日本の食文化を支えている。 栄養成分の...

大豆

産地と属性 原産地は中国。日本の産地は、北海道、秋田、宮城。 奈良時代に仏教とともに伝わり、栽培が普及したのは鎌倉時代からといわれる。当時は、仏教の影響で肉食は禁じられており、戦にでる侍や農民の栄養食、保存食として大豆製品は欠かせない食...

代替肉(だいたいにく)

産地と属性 家畜肉の代わりとして作られた食品のことで、大豆などの植物を原料として肉の食感に近づけた植物由来のものと、動物の細胞を培養して作られる培養肉の2種類に大きく分けられる。培養肉はまだ実用化途上であるため、ここでは前者の植物由来の「...

タイム

産地と属性 シソ科イブキジャコウソウ属の植物の総称。 約350種あり、香りをもつ多年生の植物で、ハーブの一種として知られる。 原産地は、南ヨーロッパ、地中海沿岸、モロッコ、北アフリカ、アジアとされる。 古代エジプトでは、ミイラを埋葬...

高菜(タカナ)

産地と属性 アブラナ科アブラナ属の越年草で、芥子菜(カラシナ)の変種。近縁の種にザーサイやカツオ菜などがある。旬は冬で、大きなものは80cmほどにまで成長する。 原産地は中国大陸で、日本には平安時代に伝来していたとの記録があるが、国...

タケノコ

産地と属性 中国原産のイネ科の植物で、独特な歯ごたえがある食材だが、食用としているのは日本と中国のみである。 栄養的な価値は高くないが、低カロリーな食品で食物繊維は、ごぼう、小松菜、大根に次ぐほど豊富な食品。 2月~5月が旬。 栄養...

タコ

産地と属性 軟体動物頭足綱八腕目に分類される。漢字では「蛸」と書く。 たこは世界中で生息しているが、日本近海でとれるのは、おもにマダコ、ミズダコ、テナガダコ、イイダコなど。 西洋ではタコを「デビルフィッシュ」(悪魔の魚)と呼んで、ほと...

タチウオ

産地と属性 スズキ目、サバ亜目、タチウオ科に属する魚。漢字では「太刀魚」と書く。 姿が太刀(たち)に似ていることから、この名がつけられた。 全世界の熱帯、温帯に分布する回遊魚。 日本では、北海道から西日本、東シナ海まで生息し、九州や...

ダチョウ肉

産地と属性 ダチョウ(オーストリッチ)は言わずと知れた大型の鳥類で、その肉が食用として注目されはじめたのは、ヨーロッパでBSE問題が勃発したのが契機になったと言われている。鳥類のほとんどは白身肉であるのに対し、ダチョウは赤身肉で、牛肉の代...

タデ

産地と属性 タデ科の1年草。 漢字では「蓼」と書く。おもに「ヤナギタデ」をさす。 「ベニタデ」、「アオタデ」、「ホソバタデ」などがある。 特有の青臭い香りと、辛味がある。 香辛料として、薬味や刺身のつまなどに用いられる。 葉をす...

タピオカ

産地と属性 トウダイグサ科イモノキ属の熱帯低木。 「キャッサバ」と呼ばれる、イモの根からとったでんぷんのこと。 世界じゅうの熱帯地方で栽培されており、ナイジェリア、ブラジル、タイが主要生産国で、主食としても使われる。日本は、おもにガー...

タマゴ(卵・玉子・鶏卵)

産地と属性 昔から、病人や乳幼児には欠かせない栄養食品として重宝がられている。 現在売られている卵のほとんどは無精卵で、卵殻が白色の白玉が主流である。このほかにも有色の赤玉、薄赤玉、青色卵などや、地鶏卵(地鶏というブランドのニワトリが産...

タマネギ

産地と属性 原産地は中央アジア。日本への渡来は江戸時代。 旬は4月と10月の2回。 栄養成分の働き 切った時に鼻などの粘膜を刺激して涙を止まらなくさせるのは、香味と辛味成分であるアリシンによるもの。 アリシンには強い殺菌作用がある...

タラ(鱈)

産地と属性 タラ科。漢字では「鱈」、あるいは「大口魚」と書くことも。 旬は冬で、1~2月が味のいちばんいい時期。 北方の寒流に生息し、肉質が変わりやすいため捕獲したらすぐにかまぼこなどの原料となる、すり身に加工される。 グルタミン酸...

タラコ

産地と属性 タラの卵巣(魚卵)。漢字では「鱈子」と書く。 とくに、「スケトウダラ」の卵巣を塩漬けにしたものをさす。 おもな産地は北海道で、とくに白老町の虎杖浜(こじょうはま)で加工されたものが有名。明治の末期、北海道で、マダラに変わっ...

タラゴン

産地と属性 キク科ヨモギ属の多年草。 基本的に種子ができないため、地下茎で繁殖させる。 ドラゴンを意味するギリシア語が語源で、別名「エストラゴン」ともいう。 シベリア原産であるが、フランスで改良されたものはフレンチ・タラゴンと呼ばれ...

タラの芽

産地と属性 日本原産で、チョウセンニンジンやエゾウコギなどと同じウコギ科の植物。 漢字では「楤芽」と書く。 代表的な春の山菜のひとつで、標高1500mくらいの伐採地や丘、林などの日当たりがよいところに群生する。タラノ木の葉が開く前の新...

タラバガニ

産地と属性 タラバガニ科タラバガニ属に分類される甲殻類の一種。生物分類学上はカニ下目ではなくヤドカリ下目に分類されているため、カニではなくヤドカリの仲間である。但し、水産業・貿易統計等の分野ではカニの一種として取り扱われている。英語圏では...

タンポポ

産地と属性 キク科タンポポ属。日本各地の草地、山間に生息。花の咲く時期は、3月~4月。 西洋タンポポと、在来種の関東タンポポ、関西タンポポなど30種類がある。 黄色い花が上を向いて開くのが在来種で、花が外側に反り返るのは西洋タンポポ。...
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